三河木綿とは、愛知県東部(三河国)で織られた木綿布の事をいいます。
現在確認されている国産木綿の産地のでは 最も古い国となります。
文献《日本後紀》では綿の伝来が西暦799年といわれており、
西暦1510年には奈良で三河木綿の名が見えるのをはじめ、
京都の貴族に贈答品されるなど、特産品として名を馳せています。
江戸時代になると、消防半纏として三河木綿は利用されてきました。
独特の生地の凹凸により優れた耐久性・耐火性・保湿性・肌触りの良さを持っており、
昔より火消しや、消防団の半纏として利用されていました。
火事の多かった江戸の町の火消したちに、動きやすく引火しにくい
水をしっかりと含む、丈夫で着心地の良い刺子が使用されていました。
そんな当時の特徴をそのままに、弊社でもっと身近なペンケースや
印鑑ケース、名刺入れなど様々なグッズの開発・製造をしております。
厚手の三河木綿を使用した刺子生地ならではの、風合いや手触りは
一度手に取った方を必ず満足させる商品であると、自信があります。
弊社企画の三河木綿を利用した刺し子生地グッズは、まだ生まれて間もない商品です。
より多くの方に知っていただけるよう、当ページをお使いのSNSにて
共有していただけると、大変嬉しく思います。